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パッチワークの基礎知識



セティング例

ブロックを斜めにセッティングし、
ピースでつないでブロックを構成した例

ブロックを格子につないだラティスの中に
セッティングした例


パターン= ブロックのデザインのことで、ピーシング、アップリケ、刺繍などで作ります。

ブロック= キルトの表側を構成する単位で、正方形や六角形などが多くピーシングやアップリケで作られます。

ピース= ブロックを構成するための四角や三角形などの布の小片のことです。
型紙で印を付けて縫い代を加えて裁ちます。


ユニット= 分割して区切りよくまとめた単位で、帯状や四角にまとめて接ぎやすくします。

ラティス= ブロックとブロックをつなぐ細長い帯状の布で、ピーシングして作ったりアップリケを施すこともあり
ます。


ボーダー= トップの周囲を枠取りする帯状の布の事で、ラティス同様にピーシングして作ったり、アップリケを施
すこともあります。


台布= アップリケや刺繍をするときに土台となる布のことです。

表布(トップ)= キルトの表側になる布のことで、ブロックやラティス、ボーダーを接いだものです。
一枚布など様々な形態があります。


裏布=

裏打ち布=
三層をキルティングし、周囲の始末をする前に裏打ち布側に当てる布のことです。
表布とキルト綿のみを重ねてキルティングしたものに当てる場合もあります。

キルとの裏側となる布で、一枚布か必要なサイズに接いだものを使うことが多いです。

バイアス=
バイアステープ=
布目の縦横に対して45度に走る方向をいいます。
伸縮が大きいのでキルとの縁をくるむテープや、アップリケなどでカーブをきれい
に出したい場合に使います。


キルト綿= 表布と裏打ち布の間にはさむ、シート状の綿です。

セッティング= ブロック、ラティス、ボーダーなどの配置のことです。

ピーシング= スやブロック同士を中表に合わせてぐし縫いで接ぐことで、ピースワークともいいます。

キルト= 表布、キルと綿、裏打ち布を重ねてキルティングし、三層をまとめて周囲の始末を終えたものです。

バインディング=
パイピング=
キルとの縁をバイアステープでくるんでまつり、始末することです。
袋物の口などの縫い代をバイアステープでくるんでまつり始末することです。




パッチワークの作業工程


布の水通し 製図
     
印をつける・図案を写す   ←←←←←←←← 型紙・図案を作る
  
布を裁断する
  
表布を作るピーシング  アップリケ
  
3層を重ねてしつけ掛け
  
キルティング
  
仕立て=バインディング・ファスナーつけなど


☆=布の水通し=☆

●布を裁つ前に水通しをすると糊が落ちて針の通りがよくなります。
●作品を作った後に生じる縮みや他の布への色移りを防ぐ効果があります。
●水か薄い洗剤液で、手洗いまたは洗濯機の弱水流で洗ったあと軽く脱水して陰干しをします。
●木綿は生乾きのうちにアイロンを掛けると布目が整います。



☆=布目=☆
●布の縦糸と横糸の織り目のことです。
●布の耳に対して平行方向が縦地(伸縮が少ない)、垂直方向が横地(若干の伸縮がある)です。
●布目の縦横に対して45度に走る方向をバイアス(伸縮が大きい)といいます。
●縦地か横地に合わせて平行に布を裁ちます。
●小さなピースは縦横どちらに合わせても構いません。






☆=印をつける=☆
☆=型紙を作る=☆
印つけ用具 ピースやアップリケ布を裁つときは型紙を使い
ます。型紙は繰り返し使っても角が傷まない型
紙プレート(プラスティック)などを使います。型
紙にはピースの必要枚数・布目線・パーツ名・
合印などを記しておくと便利です。

@鉛筆(Bか2Bを使います)
A色鉛筆(布に合わせて色を選ぶ)
Bチャコペンシル(布に合わせて色を選ぶ)
C鉄筆(アップリケ図案を写すのに使います)
Dチャコペーパー(アップリケ図案を写すのに使います)


方眼入り厚紙
直接製図し、ハ
サミかカッターで
切り抜きます。

型紙プレート
本などの図案を
写します。

印のつけ方


●布がずれないようにサンドペーパーの上で作業します。
●布の裏側を上にして置き、その上に型紙を置いて記しつけ用具で輪郭を描きます。
●縫い代は7mm.を目安にして印をつけます。

※型紙と型紙の間を1.5cm空けながら印をつけると作業が早い


☆=針と糸=☆



@ピーシング
  ピーシング用糸、50〜60番のカタン糸

Aキルティング
  キルティング用糸、ロウ引きした50〜60番のカタン糸

Bしつけ掛け
  しつけ糸、パッチワーク用(無い場合は洋裁用でも代用可)

@ピーシング
  ピーシング針、メリケン針8、9番

Aキルティング
  ピーシング針、メリケン針8、9番の細くて短い針

Bしつけ掛け
  太くて長い4.5〜5cmの中ぐけ針

Cアップリケ
  アップリケ針、絹ぐけ針など細い針

Dまち針
  頭が小さく細い針


☆=表布を作る(ピーシング)=

まち針の打ち方


●ピース2枚を中表に合わせ、縫い線に対して垂直に打ちます。

●縫い線の両端、中心の順に刺していきます。

●大きいピースの場合はさらに中心と両端の間に等間隔で打っていきます。




縫い方


●糸を針に通して玉結びをし、ぐし縫いで 縫い進めます。
●縫い始めと縫い終わりは一針返し縫をして縫い目を丈夫にします。
※表と裏の針目が同じ長さになるように刺します。
※少し縫い進む度に
糸こきをします。
ぐし縫いでピースに寄ったしわは、縫い目を爪で軽くしごいてのばします。
このときしごき過ぎて布目を伸ばさないよう に注意します。

●最後に玉どめをします。


縫い代を裁ち揃える



●ピースを縫い合わせるたびに、縫い代を裁ち揃えると仕上がりがきれいです。
●縫い代が少なすぎると縫い目がほつれ やすくなるので、7mm.を目安にカットします。


縫い代を倒す



●縫い代は基本的に片倒しします。
●縫い線の際に沿って倒して
きせを掛けます。
※これは、表から縫い目が見えないようにきれいに仕上げるコツです。
●パターンを接ぎ合わせる度にアイロンで縫い代を倒します。
●パターンや合わせる布によって縫い代の倒し方は変わります。
●状況に合わせて倒す方向を決めます。
※縫い代の厚みが出ないように重なりを避けて片倒しするか、割る。
※浮き上がらせたいピース側に片倒し。
※色の濃いピース側に片倒し。
ひとつの作品の中ではなるべくひとつの倒し方に揃えるように心がけます。


接ぎ順のいろいろ

● ピーシングをするときは、いくつかのユニットにピースをまとめ、最後に
  ユニット同士を接ぐようにすると、縫いやすく丈夫に仕上がります。

●パターンによっては3枚のピースの角が集まる箇所があり、帯状にまと
  める事ができないので、はめ込み縫い(A参照)をします。

●ピースによって、縫い代まで縫いきる場合と、印まで縫う場合があります


布端から布端まで縫う @参照
●はめ込み縫い(A参照)がない場合は布端から布端までを縫い切ります。
※縫い始めと縫い終わりの位置を印からふた針分外側にすると、縫い代を切り揃える際に玉どめを切ってしまう心配がありません。


印から印まで縫う A参照
●3枚のピースの角が集まる部分を縫う時は、最初の2枚を印から印まで縫い合わせ、残りの1枚を縫い代をよけながら印から
印まで縫います(はめ込み縫い)

布端から印まで縫う B参照
●一片のどちらかの端がはめ込み縫いになる場合そちらを印から縫い始めもう一方は布端まで縫い切ります。